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いつの頃からか、僕のパソコンの動きが時々もの凄く遅くなるようになりました。
具体的には、エクスプローラーを開いて、ファイルをコピーしようとしてCtrl+Cキーを押す、或いはファイルを右クリックして表示されるメニューから「コピー」を選択しようとしても、マウスカーソルは砂時計のまま。
右クリックしてからメニューが表示されるまでに、ひどい時は1分くらいかかってしまうくらい遅い状態になってしまいました。
かなり高性能のパソコンですし、特に重たいソフトを動かしているわけでもないのに。
いろいろ原因を調べてみた所、どうもエクスプローラーでファイルを右クリックした時、ネットワーク上のコンピューターを参照しに行っていて、そのコンピューターが起動していないのが、右クリックメニューの表示が遅い原因ではないかと思われました。
この現象、ネットで調べてみると、動きを軽くするための様々な対策が載っていますが、ネットワーク上のコンピューターを参照していることが原因の場合、それらの対策はほとんど効果がありません。
解決法は、右クリックしてメニューを表示する度にネットワークを参照しに行くのをやめることです。
具体的な解決法は以下の通りです。
1.レジストリエディタを起動する。
スタートメニュー → ファイル名を指定して実行を選択し、名前に「regedit」と入力してOKを押す。
2.レジストリエディタで、HKEY_CLASSES_ROOT\Applicationsキーを開く。
3.上記のキー内で、ネットワーク上の他のコンピューターのプログラムを参照しているキーがあれば、ローカルのパスに修正する。
私の場合、HKEY_CLASSES_ROOT\Applicationsキーの下に、妻のパソコンにしか入っていないアプリケーションのキーがあって、値が
「\\○○○(妻のコンピューター名)\xxx.exe」
になっていました。
(HKEY_CLASSES_ROOT\Applicationsを右クリックして\\を検索して見つけました。)
このキーを丸ごと削除した所、右クリックメニューの表示も、Ctrl+Cによるコピーも、快適に動くようになりました。
私の場合は削除しましたが、そのアプリケーションがローカルのパソコンにも入っているのであれば、ローカルのパスに変更してやって下さい。
いつの間に妻のパソコンのアプリケーションを参照するようになったのかわかりませんが、家庭内LANを張っていて、お互いのパソコンを使っていればこういうこともあるのでしょう。
こんなに簡単に右クリックメニューの表示が遅い問題が解決するなんて、これまでに失った時間やイライラしていた時間を返して欲しい気持ちです。
右クリックメニューの表示が遅いことで困っている方は私以外にもかなり多いと思います。
少しでもお役に立てたら幸いです。
※レジストリの変更は、間違って行うとパソコンが立ちあがらなくなることもあり得ます。
自分で行う自信がない場合は、詳しい人に手伝ってもらった方がよいと思います。
「ハードディスククラッシュ?復旧体験記~ハードディスクは消耗品」で、5年間使い続けたノートパソコンのハードディスクがクラッシュしてしまった体験を書きました。
その時は、WindowsXPのインストールディスクから回復コンソールを起動し、chkdsk /fコマンドで修復し、重要なファイルは全て新しいパソコンに移行しました。
新しいパソコンはとても快適なのですが、ノートパソコンももう一度蘇らせようと、ハードディスクを交換することを決意しました。
今回は、ノートパソコンのハードディスクを交換した体験について書きます。
1.ハードディスクを購入する
ハードディスクの交換を決意した後、まず、仕事の帰りに、梅田のヨドバシカメラに行ってみました。
その時私が持っていた予備知識は、「ノートパソコンのハードディスクは2.5インチ」という事だけでした。
売り場に行くと、内蔵型の2.5インチハードディスクは、40~160GBのものまで各種揃っていて、値段は容量によって1~2万円程度でした。
ここで問題が。
ハードディスクのインターフェースにはSerial ATAというものと、Ultra ATAという2種類があるようです。
言葉のイメージから、Serial ATAよりUltra ATAの方が新しいように感じましたので、5年以上前の私のノートパソコンはきっとSerial ATAなんだろう、と思い込んでしまい、Serial ATAのハードディスクを購入しようかと迷いました。
しかし、やっぱりちゃんと調べてからにしようと、その日は購入せず、帰宅してから調べてみました。
すると、Ultra ATAは古いインターフェースで、Serial ATAの方が新しいインターフェースだ、とのこと。
私のノートPC(NECのLavieT LT500/6D)はUltra ATAでした。
焦って購入しなくてよかった・・・。
価格.comで安いショップを探し、Ultra ATA、120GBの2.5インチ内蔵型ハードディスクを購入。
同時に、IDEの2.5インチハードディスクケースも購入。
これで必要なハードは揃いました。
2.データを移行する
ハードディスクが届くと、まず、古いノートPCのハードディスクの中身を新しいハードディスクに移行することから始めました。
準備として、ハードディスクの内容を丸ごとコピーするソフトをダウンロードします。
Buffaloなどのハードディスクには、ディスクを丸ごとコピーするソフトがついているようですが、私が購入したハードディスクにはそんな便利なソフトは付属していませんでした。
私は「EASEUS Disk Copy」というソフトを選びました。
このソフトをダウンロードし、解凍してCD-ROMに焼くと、「EASEUS Disk Copy」の起動ディスクができます。
購入した新しいハードディスクを、ハードディスクケースに入れ、USBケーブルでノートPCに接続し、「EASEUS Disk Copy」の起動ディスクをセットしてノートPCの電源をON。
ウィザード画面に従って、ディスクの丸ごとコピーを選択すると、コピーが始まりました。
あるサイトには、20GBのハードディスクの丸ごとコピーで約30分、と書いてあったのですが、私の場合、60GBのハードディスクの丸ごとコピーに約8時間かかりました・・・。
途中、不良セクタがあって読み込みに失敗した、というようなメッセージが英語で出たのですが、「Ignore All」(全て無視)を選ぶとその後メッセージが表示されて処理が止まることはなくなりました。
最終的には、約400のRead Errorが発生したのですが、今の所問題はなさそうです。
3.ハードディスクを交換する
いよいよノートPCのハードディスクを交換します。
色んなサイトに、ノートPCの分解方法が載っています。
私のノート(LavieT LT500/6D)の分解方法はなかったのですが、同じLavieシリーズの分解方法を参考にしてみました。
電源コードとバッテリを外してから、裏側のネジを外し、表側のキーボード手前のカバーを外すと、ハードディスクが現れました。
このハードディスクを外し、データをコピーし終わった新しいハードディスクに交換します。
カバーを閉めてバッテリと電源コードを繋ぎ、電源ON。
・・・あっと言う間に立ち上がりました!!
ハードディスクの交換前はWindowsXPの起動に5分くらいかかっていた(体感)のが、交換後は1分程度(体感)で起動するようになりました!!
ハードディスクの容量は60GB→120GBと2倍に。
もちろん異音もなく、快適です。
このノートパソコンは、サブマシンとして今後も活用して行こうと思います。
僕はパソコンは2003年の末に購入したNECのノートパソコンを使っていました。
毎日かなり長時間、5年間もこのノートパソコンを酷使し続けてきました。
よくこんなに持ってくれたものだと思います。
ここ1、2ヵ月程、時々ハードディスクから異音がするようになっていましたので、そろそろハードディスクがヤバいかも、クラッシュするかも、と気にしながらも、相変わらず日々使い続けていました。
マメに8GBのフラッシュメモリやSDカードにバックアップを取ってはいましたが、まさか突然立ち上がらなくなるとは思ってもいませんでした。
ハードディスクは消耗品だと一応認識はしていたつもりなのですが・・・。
ハードディスクが異音を立てることがあったのに、ハードディスクの容量を空けようと、不要なアプリケーション(昔使っていたスキャナのユーティリティソフト)をアンインストールしていた時のことです。
突然ブルースクリーンが表示され、一切の操作を受け付けなくなってしまいました。
止む無くパソコンの電源を切り、しばらくして再度スイッチオン。
NECのロゴが出た後、WindowsXPの起動画面が出る・・・。
あ、大丈夫だったみたいだ、起動できそうだ、と思ったのも束の間、突然画面が黒くなり、再びNECのロゴが!!
NECのロゴ→WindowsXPの起動画面→真っ黒→NECのロゴ・・・という再起動を繰り返すようになってしまいました。
すぐに、ハードディスクがクラッシュしたな、と思いました。
セーフモードでも同じように再起動を繰り返しました。
ハードディスクはクラッシュするものだ、と話には聞いていましたが、初めての体験だったので慌てました。
心が落ち着いてくると、新しいパソコンを買おう、と決意しました。
しかし、特に大切なデータはほぼ最新のものがバックアップできているけど、いくつかの設定ファイルなんかはバックアップできていないな、それがないと新しいパソコンへの移行が面倒だな、何とか復旧してもう一度起動できないものだろうか?と考えました。
WindowsXPのCDから起動して、何とか復旧できないものか・・・?
WindowsXPのCDから起動すると、「回復コンソール」という選択肢があったので、回復コンソールを選びました。
C:\>というコマンドプロンプトが表示されました。
どうすればいいのだろう????
とりあえず、知っているDOSコマンド「dir」を実行してみました。
「ディレクトリを列挙するときにエラーが発生しました」
・・・そうですか。
ハードディスク上で何かとても大切なファイルがクラッシュしているのでしょうか。
こんな時には、chkdskコマンドの出番か?
修復する時は確か chkdsk /f だったかな?
chkdsk /f と入力してEnter。
「無効なパラメータです」
・・・。
パラメータを調べるには、 /? 。
今度は chkdsk /? と入力してEnter。
修復のパラメータは /r でした。
chkdsk /r と入力してEnter、今度こそ!
長い長い時間が経過して、chkdsk による修復が終わり、Exitと入力してパソコンを再起動。
NECのロゴ→WindowsXPの起動画面、そしてついにログオン画面、何とかWindowsXPが起動!!
やりました、とりあえず復旧です!!
必要な設定ファイルなどをフラッシュメモリにコピーしてシャットダウン。
何とか必要なファイルは全て抜き出すことができました・・・。
新しく購入したマウスコンピューターの激安パソコンにデータを移し終わった所です。
これまで使っていたパソコンは今でも何とか起動はできますが、ハードディスクは前にも増して大きな異音を立てています。
chkdskコマンドで復旧できて本当にラッキーでした。
もう5年も酷使したんだから、引退させてやるべき時期でしょうね。
ハードディスクは消耗品。
それを再認識した体験でした。
とりあえず、
「WindowsXPが起動途中で再起動を繰り返す」
という現象は、
「WindowsXPのインストールディスクから回復コンソールを起動し、chkdsk /r コマンドを実行」
することで、僕の場合は復旧できました。
これで復旧しない場合も多いでしょうし、最初から専門家に見てもらった方がよいのかも知れませんが、僕のこの体験が誰かのお役に立てれば幸いなので、ここに記しておきます。
ハードディスクはいつクラッシュするかわかりませんので、バックアップはマメに取っておきましょう。
バックアップを取らずにハードディスクがクラッシュしてしまった場合は、データを復旧してくれる業者さんなどにお願いしないと、自分ではどうしようもない場合もあります。
完全にクラッシュしてしまった場合は、ハードディスク復旧を業者さんにお願いしても手遅れのこともあります。
この体験で、「ハードディスクは消耗品、バックアップはマメに!!」ということをしっかりと心に焼き付けることができました。
皆様もお気をつけ下さい。
※その後、やっぱりこのノートパソコンも復活させたい、と思い、ハードディスクを交換しました。
その時の体験記は「ノートパソコンハードディスク交換体験記」に書きました。
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